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伊坂幸太郎「砂漠」 [ヨミモノとか]

 

細々読んでる伊坂幸太郎。軽快な語り口としっかりとした話の造りが好き。

今回読んだ「砂漠」は、大学入学と同時に何となくできた男女5人のグループ。それぞれに強烈な個性のあるメンバー(主人公だけそんなにアクが強くないんだけど、語り手だからいいのだ)の人間模様を描いたもの。

大学絵4年間の春夏秋冬の4つの季節を織り交ぜて大きかったり小さかったりする出来事を描いていく。

砂漠

 

私の大学時代といえば、バイトばっかりして貯めたお金で海外行って日常的には講義に出た後彼氏とデートして、が主だったので、もう少し燃える青春的なことに打ち込んでも良かったかな、と今更ながら思うことが多く、こういう本を見ると大学時代に戻りたいなー、なんて思ったりする。ことはない。(訳ではないw

登場人物に、「これはあの人に似ている」と思った人がやっぱり実在する人物がモデルで、その人を伊坂幸太郎に紹介した人が私の知人だったりして、そんなところも読み応えがあって良かった。

Fさん、今回も楽しく読ませていただきましたよん♪

 

 


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