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誉田哲也 「ストロベリーナイト」 [ヨミモノとか]

 

長野~仙台~埼玉の長距離移動で久し振りに文庫を2冊読破。

やっぱり読書は楽しいねえ、と思いつつ、今回は本のチョイスが悪かった・・・。

誉田哲也「ストロベリーナイト」

 

警視庁捜査一課の姫川玲子、29歳。過去に性犯罪に巻き込まれた過去を持つ、警部補のノンキャリアだ。

かなりグロい描写の序章から始まって、溜池の植え込みで見つかった遺体から事件はスタート。単なる殺人事件かと思われたこの事件は、猟奇的な連続殺人事件へと発展していく・・・。といった王道のミステリー。

 

登場人物は個性的だし、エピソードもなかなか魅力的だし、設定も王道ではあるけどなかなか興味深かった。かなりグロイ描写が多いのも何とか耐えられる。(個人的にはあんまり好きじゃないけど・・・)

ただ、登場人物の背景として描き込まれているエピソードがこの本だけでは完結していないし(シリーズ化を当初から見込んでいたのかな??)、主人公の犯人分析が「勘」といわれてしまうと・・・。

そうか・・・。勘だもんね・・・。

みたいな。

 

もちろん、面白かったんだけど、読後に「完読!」という感じではなかったのは確か。

 

しかし、続編も読んでしまった・・・(笑。

 


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