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『白ゆき姫殺人事件』 湊 かなえ [ヨミモノとか]

 
 
人間ドックを受けるにあたり、暇な時間をつぶすために久しぶりに本を購入。
 
井上真央の表紙に惹かれて購入。映画化もされたのね。
 
 
化粧会社に勤務する美人OLが黒焦げの死体で発見された。
ライター赤星のもとに寄せられた情報を手がかりに、容疑者やその周辺の人にインタビューをしていくが、犯人は意外な人物で・・・。
というもの。
 
 
犯人が徐々に分かってくるというよりは、いきなりぽんと答えを出されてしまうので、ちょっと面喰ってしまうかも。
内容は興味深いなと思うけど、映像化が先にあって小説を書いたような感じで、読み物としては違和感が残る。
映画が観てみたいなー、と思う作品でした。 
 
 
 
 

『パラドックス13』 東野圭吾 [ヨミモノとか]

 
2014年5月に文庫が出た、ということで久しぶりに新刊(ではないけど)気分で購入。
それにしても、消費税が上がったせいなのか、文庫って高くなったね。
1冊900円だって。
 
 
13日13時13分13秒、「P-13現象」が起こる。宇宙科学の研究者たちが発見した現象は、地球上にどんな影響を与えるのか。
人々が消えてしまった地上に残された(?)13人は、どうやって生き延びていくのか・・・。
SFっぽいけど、「どう生きるのか」とか「何が生きるための目的なのか」といったヒューマンドラマ。

 

「世界が変われば善悪も変わる。人殺しが善になることもある。これはそういうお話です」と作者である東野圭吾が述べているように、生きていくための信条とか、善悪の判断基準とか、そういったものが常に話の根幹にある。

登場人物は多いし、目まぐるしく場面は変わるし、次々と災難は襲ってくるし、で続きが気になってあっという間に読んでしまったー。完全に寝不足製造本です(笑。

東野圭吾にしては、伏線のエピソードの中に消化不良的なものもあり、★五分の四というところでしょうか。 

 
防災グッズ用意しなきゃ(笑。
 
 
 
 
 

7SEEDS 田村由美 [ヨミモノとか]


最近すっかりレンタルコミックにハマってしまっているワタクシ。
断然漫画喫茶のほうが良いと思っていたけど、時間制で焦って読むよりは自宅でじっくりとお酒でも飲みながら音楽聴きながら読むほうが楽しいということに気がついたのだー。
 
ちなみに10日に1度のコミックの日には近所のレンタルコミックは1冊30円。やっすーい! 
 
で、今回借りてきたのはこれ。 
 
田村由美さんの描く世界観は結構好きなんだけど、これもBASARAと同じような世紀末系。というか、世界が一度終わった後みたいな。
 
巨大隕石が衝突して世界が終ってしまう、という予測(というか確実に起こる未来)のもと、人間を未来に残すべくすすめられたプロジェクト、「7SEEDS」。
選ばれた男女7人を1チームにして冷凍カプセルで眠らせ、環境が整ったとコンピューターが判断したら解凍して再び蘇らせる・・・というもの。目が覚めた後の地球は動物も植物も様変わりした世界。それぞれのチームがサバイバルしながら生きていく・・・という設定。
 
現在24巻まで発売中。
本当は完結してから一気読みしたかったんだけど、知り合いの熱烈推薦で読み始めてしまった。
ノンストップで読んでしまったよー。そして続きが激気になるー!!!!
 
さいとうたかおの「サバイバル」 に恋愛と友情要素が加わった感じ?
絵が苦手じゃなければ、ダンシにも大変オススメしたい一品でございます。
 
 

『娚の一生』 西 炯子 [ヨミモノとか]


家の近くにレンタルコミック屋さんっつーのがあって、1週間80円でコミックがレンタルできます。
実を言うと私はマンガ(に限らず、本全般) を読むのが早くて、コミックだと1時間に5冊くらい読めてしまうのです。
ので、レンタルよりはマンガ喫茶に行くほうが断然オトクなのですが、乳児連れでマンガ喫茶に行くのは良いのか悪いのか・・・。ということで、今回はレンタルにしてみました。
 
店頭のPOPで気になっていた「娚の一生」を借りてみました。
 
 
 
あらすじはこんな感じ。
 
東京の大手会社に勤めるつぐみは、田舎に住む祖母の家で長期休暇をとっていた。
そんな中突然祖母が亡くなり、葬儀の後に鍵を持っているという50代の大学教授が現れ・・・
 
といったところ。
 
 
30代半ばでバリバリと仕事をこなすつぐみは、恋愛には不器用。かたくなな心を解くのは、とっつきにくいオジサン。
いろんな事情やしがらみが付きまとう、何と言うか、大人の恋愛マンガです。
変に引っ張りすぎず、4巻で終わったところも好感。
次は「姉の結婚」を借りてみようかと思います。
 
 

『宇宙兄弟』 小山宙哉 [ヨミモノとか]


ダンナちゃんが会社の人から借りてきてくれた 『宇宙兄弟』を週末で一気に読破。
アニメ化もされ、映画化もされ、盛り上がりは過ぎ「今さら?」感も少々ありますが手を出そうか迷っていたので、貸していただけるのは大変アリガタイ。
 
宇宙兄弟(18) (モーニング KC)
 
2008年からモーニングで連載中のこの作品。
宇宙飛行士として日本人初の月面着陸を果たす日々人(弟)と、そんな弟を劣等感を感じながら眺める六太(兄)。
そんな兄が自分の中の劣等感と葛藤しながら、子供の頃の夢だった宇宙飛行士を目指してゆく・・・というお話。
 
久しぶりに読み応えのある漫画を読んだー!!という感想。
相当取材をしているんだろうなあというリアリティと、登場人物の人間関係がしっかりしているのでのめり込める。
 
ユニコーンとコラボしたり、実際にスペースシャトルに記念切手を載せてみたりといろいろと話題のこの作品。
現在18巻まで発売中。早く続きが読みたい~。
 
 

「ステップ」 重松 清 [ヨミモノとか]


今回の旅のお供の本。何冊かもっていったんだけど、読む時間はたっぷりあったくせにあんまり読む気にならなかった~。
 
という中でも読破した1冊。
 
 
 
いや、あらすじ読んだ時点でわかってたけどさ。
 
「結婚3年目。30歳の若さで妻が突然逝ってしまった。男手ひとつで娘美紀を育てようと決心した僕。小学校卒業までの父子の成長を描いた感動作」
 
ね。これだけで泣けるでしょ(笑。
 
突然父子家庭になってしまった主人公。
妻の実家と、自分の家と、周りの人間関係。何気ない言葉に傷ついたり歯痒く思ったり。
生きてる人間は前に進まなきゃいけない。でも、変えられない想いもある。
 
自分に重ねすぎて、号泣です。
でも、小さいお子さんがいる人だけじゃなくていろんな人に読んでもらいたいなあ、と思える本。
 
 

東野圭吾『歪笑小説』 [ヨミモノとか]

 
 
文庫の新刊が出ていたので買ってみました。「歪笑小説」。「わいしょうしょうせつ」と読むらしい。
 
 
歪笑小説 (集英社文庫)
 
 
作家と出版社を巡るあれこれいろいろを描いた短編小説集。
本ってこうやって作られているんだなあと舞台裏をのぞいた気分で素直に感心してしまいました。
 
ブラックユーモア的におかしく書かれているけど、本を買わない読者が増えているとか、若手の作家を育てる余裕が出版社にないとか、巻末には「東野圭吾は自炊代行業者を認めません」という文言が明記されていたり、現在の出版業界のリアルな問題が描かれていて、本好きとしてはちょっとやるせない気分。
 
デジタル化によっていままで活字離れしていた読者層が本を読む機会が増えるというメリットの影にあるデメリットも今後の大きな課題と思われます。
 
 
最後の書き下ろしの広告部分で笑わせていただきました。
 

伊坂幸太郎『モダンタイムス』 [ヨミモノとか]


またもやいまさらだけど、文庫化されたので買った『モダンタイムス』読了。
 
 
モダンタイムス(上) (講談社文庫)
 
『魔王』を読んでいないので面白さが半分くらいになってしまったかなー、と解説を読み終わった後に思いましたが、それを抜きにしてもやはり伊坂幸太郎はすごい。
世界観というか迫力というか、読んだ後のずっしり感がピカイチです。
 
 
主人公は過去も素性も良く分からない美人妻をもつシステムエンジニア。
強引な上司によって割り当てられた仕事は、あるサイトのシステムプログラム変更。
しかし、そのプログラムには不明な点が多く、関わった同僚や上司が次々と不幸な目に遭って行く・・・というもの。
「大きな何か」が動かす世界。 それは社会の歯車にしか過ぎない一個人にはどうしようもできないことなのだった・・・。
 
というストーリー。
文庫化するにあたって大幅加筆をしたとのことでしたが、ディテールまできちんと詰まっていて、いろんなことが後からぴたりとはまって行く爽快感はさすがです。
 
 
読むのに時間はかかるけど、やっぱり読んでおきたい1冊です。
 
 

雫井 脩介『クローズド・ノート』 [ヨミモノとか]


いまさらですが、雫井 脩介の『クローズドノート』を読みました。
この人の作品は『犯人に告ぐ』とか『虚貌』とか『白銀を踏み荒らせ』 とか『火の粉』とか、結構読破している好きな部類に入る作家さん。
 
「別に・・・」発言で作品の良しあしとは別に話題になってしまったちょっと可哀想な(プロモーション的には絶大だった?)作品です。
 
 
 
クローズド・ノート
 
ミステリーじゃない作品を読んだのはほぼ初めてだったんだけど、読み終えた感想としては「読んだ記憶がないので、初めて読んだと思うんだけど・・・。もしかしたら前に読んだかもしれない・・・。」といった印象。
 
面白いんだけどパンチがないというか。
まあ、ある意味恋愛小説である本作とミステリーとを比較するのが悪いのかもしれないけど。
とかいろいろ言いながらも、クライマックスの部分ではしっかり泣かせていただきました。
 
軽い気分で読みたい本です。
 
 

清水玲子『秘密』10巻 [ヨミモノとか]


地味に集めている清水玲子の『秘密』。ついに二桁台突入。
 
 
9巻で起こった事件が解決する?!と思いきやまさかの11巻に持ち越し・・・。
えー!!!長いよ!!!って、恐らくこの事件が山場なんでしょうね。いろんな人の隠された部分が明らかになってきていて、ちょっとわくわく。
 
毎回言っている気がしますが、この人の絵はとてもきれいだし、世界観もとても好きなのですが、最近ちょっと腐女子的に匂いが・・・。 
ま、でも青年誌に連載されても良いようなお話なので、男性が読んでも面白いと思いますです。
 
続きに期待!
 
 

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