南仏旅行記:3日目 カンヌとニース [2010_05:南仏]
さてさて、旅は終盤。
3日目の今日は有名どころ、カンヌとニースに。
まずはカンヌ。26日までカンヌ映画祭やってるよ~、ということでカンヌに来たはずが、映画祭は23日まで。
そう。前日に映画祭は終わっていたのだった!!わーん!!!ダンナちゃんのばかー!!
まあ、どうやら調べてみると映画祭は一般人向けのイベントは特に行われていなかったらしいので良いんだけどね。
#いわゆるレッドカーペット。ここでセレブな俳優・女優がぱしゃぱしゃと写真を撮られるわけだ。
カンヌで映画祭グッズをいそいそと買占め(笑)、旧市街をお散歩。
#丘の上に建つ教会から。
#なんか映画の街っぽくていい感じ。
そして、友人に貸してもらったガイドを片手にニース旧市街のお散歩。
#おばあちゃん手作りのマルシェバッグを売っているお店。いい感じだったのででかいのに購入してしまった。
どこで使うんだと思っていたが、結構日常使いできてしまう。恐るべしかごバッグ。
ニース旧市街はかわいいお店や微妙なものを売っているお店が入り混じって、凄く雑多な感じ。アメ横みたい、って言えば伝わるかな?南仏のアメ横(笑)。ちなみに魚は売っていません。
この日は南仏名物ブイヤベースを食することに。
#海鮮煮込みですな。
いくつかお店を回って、結局自転車タクシーの運転手?のにーちゃんに薦められたプロムナードから1本入ったところにある
レストランに。
いやいや、シーフードの旨みと甘みが溶け込んだ美味しいスープでした。ひとり50ユーロ、という高値にびびりましたが、ガイドブックに載っている有名店でも軒並み70ユーロ/お一人様、な感じなので妥当な金額なのでしょう。
#お腹が一杯になった後は夕闇のプロムナードザブングレ(日本語にするとイギリス人の通り道、という意味だそうな)をお散歩。
心地いい風が吹いて気持ちいい。。。と言いたいところですが、強風で早々に退散。
その後「夜のモナコも走りたい!」というダンナちゃんの希望により、再度セレブの街へ。夜はさらに道行く人のセレブ度がアップしてました。
#そして、やっぱり入れないカジノ。
大満足!な3日目でした。
南仏旅行記:海のリゾート、山のリゾート [2010_05:南仏]
この日は海を見たい!ということと「鷲ノ巣村を見てみたい!」という二つの希望をかなえるために
St-Raphael(A)
↓
Grasse(B)
↓
Gordon(C)
の3箇所をめぐる日。
St-Raphaelはダンナちゃんの部下が「いいところだよ!」って教えてくれたらしい。
これといって見所のある場所ではないけれど、ヨーロッパの人が別荘地として夏のバカンスを過ごす土地、って感じ。
日曜日で海沿いのプロムナードにマルシェが立っていて、地元の人やらバカンス中の人やらがたくさん買物に来ていました。
#買い物中の人を横目にお昼ご飯なチビ子。贅沢~。
St-Raphaelから移動する途中、車の窓からとってもすてきな門を発見。入っていってみると、ワイン畑を持つオーベルジュ。
「Clos des Roses」でした。レストランもテラス席があってとってもステキで、ご飯食べてみようか?ってことになったんだけど、残念ながら満席。(たぶん、予約がないと受け付けてくれないんだと思われる)
仕方がないのでロゼワインだけ買って帰ってきました。
#入り口でとりあえず写真だけ撮ってみた。チビ子は爆睡中。
移動すること1時間ほど、香水の街グラースへ。日曜日だからお店はほとんどクローズ。しかもご飯を食べようと思っていたのに、15時くらいになってしまっていたため食べ物にはありつけず。まあ、そりゃそうか。
ということで、お土産をみてさくっと移動。
ガイドブックに載っていた、「Gourdon」(グルドン)。フランスの最も美しい村(Les Plus Beaux Villages de France)にも認定されている要塞のような村なのです。
#途中の道路から見えてきたGourdonの村。切り立った崖の上にあるのが良く分かるでしょ?
鷲ノ巣村といえば、エズやサンポールドヴァンスなんかが有名らしいけど、私にはここが「いかにも」って感じがしてとても気に入りました。
本当はここで早めの夕飯を食べて帰ろうと思っていたんだけど、どのレストランに行っても日曜日だったからか時間が早かったせいかお茶しかできず。
この日はろくな食べ物にありつけず、どうやらご飯運がなかったようです。がっかり。
ホテルに戻ってシーフードパスタを作って食べました。アパートメントタイプでよかったぜ。
夜、少し時間ができたのでドライブへ。
#夕焼けに染まるフェラ岬。おーきなクルーズ船やらヨットやらがたくさん。ちくしょう。金持ちドモめ(笑)。
よく動き、色んなところに行った日でした!
南仏旅行記 1日目:モナコでヒエラルキーの頂点に触れる [2010_05:南仏]
さてさて、始まりました!憧れの南仏旅行。今回は宿泊地のEZEを中心にCote D'Azurをめぐります。
5月21日、Bruxelles→Nice間、飛行機で1時間半にて到着。Bruxelles←→Veniceまで11時間かけたのとほぼ距離は変わらないんですけど。飛行機ってやっぱり凄い。
さて、1日目はEZEから車で15分ほどのMonacoに向かいます。
御存知の通り、「モナコ公国」はひとつの国。首都のモナコ市がそのまま全国土にあたるわけです。ヴァチカンの次に小さな独立国家なのです。
ちなみに、ユーロには加盟各国のコインが存在しますが、モナコのコインは非常に入手困難だそうで1ユーロ硬貨が数十倍の価値があるとか。見つけたら手元に保管、ですな。
#モナコのセレブな雰囲気を味わうなら、ここ「グランカジノ」。お子様連れはNGということで、チビ子連れのわれわれは入場禁止。
ホテルやカジノのエントランスには宿泊客の車が駐車してありますが、ホテルとしても格を保つため高級車を正面に据えることが多いのだとか。ちなみにこの黄色いフェラーリは1,500万円程度。
こんな感じで、ン千万円もする高級車があちこち普通に走っていました。モナコ滞在中に見た一番高級な車はロールスロイス ファントム。価格は何と5,000万円。いったい誰が乗っているのやら。
日本でもベルギーでも高級外車はちょこちょこ見ますが、こんなに頻繁に見ることは珍しい。(ダンナちゃん談)
やっぱりここモナコは世界のヒエラルキーの頂点に立つ人がごろごろしているんだろうなあ、と思ったのでした。
モナコといえば、F1「モナコグランプリ」の開催される場所。F1が使うコースは一般道なので、グランプリ開催日程以外はもちろん自分で走行することができます。
F1台好きダンナちゃんは、もちろん自分で運転してコースを体験。F1ドライバーの疑似体験です(しかし車は単なるプジョーのレンタカー)
われわれがモナコを訪れた前週にはモナコグランプリが開催されており、道路にはF1マシンのつけたブレーキ痕がリアルに残っておりました。
#街中を走行するモナコのコースのなかで、一番スピードの出るトンネル部分。
#そしてチェッカーフラッグの振られるところ。
この日はちょっとお疲れ気味につき、モナコを見ただけで終了。(後から考えるともったいない過ぎし方をしてしまったと反省)
明日はSt-Raphaelに向かいます。
南仏旅行:準備編 [2010_05:南仏]
薄暗い冬から一気に春が爆発するヨーロッパ。
さらに5月はほぼ毎週のように飛び石連休があって、「どうぞ旅行に行ってください」というようなカレンダーに。よってもって詰め込み気味に旅行に行きまくっている我が家(笑)。
抜けるような青い空、同じくらいの深い青の海を見に南仏に行くことにしました。
ところが、今年はなんだか異常気象。5月でも吐く息が白いほど寒い。お天気は大丈夫なんだろか。若干不安。
ちなみに今日5月14日の天気は雨。気温は最高気温17度。って、寒いじゃないかー!!!
てるてる坊主をつるしてお天気の回復を願うことにします。
さて、恒例の旅行日記準備編を。
今回は「コートダジュールに行きたい!」という非常に漠然とした行き先のみが決まっているため、どんなところに行って何を見るか(するか)、まったく具体案がない状態でチケットのみを予約したのが3月頭のこと。
南仏のことを考える前にクルーズのことを考えなきゃ、だったので南仏旅行のことは頭の片隅に追いやられておりました。
つまり、直前まで全くのノープラン。
んが!!
先日のクルーズで仲良くなったフランス在住のご夫婦から、「南仏には良く行くのでオススメのコースがありますよ」との素敵な情報が!さらに、南仏初心者の我々のために全行程のモデルプランを作ってくれたのです!!!
どこが見所で何をしたらいいかさっぱり見当もつかなかったワタシ。
Aさん、ありがとうございます!!!
オススメプランは毎日ホテルを変えて移動しながら村々を堪能する、と言うものだったのですがチビ子連れだとちょっと難しいのでそこだけオススメとは違う行動を。
基本的なニース、モナコは抑えておいてEze(エズ)やGrasse(グラース)などのいわゆる「鷲の巣村」も訪れて、きれいな海岸線をドライブ。。。って感じでしょうか。3泊4日、どの日に何を入れるかはこれからもう少し考えます。
いやー、旅行計画って楽しいなあ~♪