出産日記(出産まで編) [ベルギー:ベビー]
備忘録的日記。
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3月23日(予定日 11日前) 9.5ヶ月検診
いままでずーっと「小さめ」と言われていたチビ。
いつもどおり腹部エコーをとると、ドクターが「ん・・・?大きいなあ・・・」と首をかしげる。
どうやらこの期に及んで頭部がいきなりでかくなったらしい。すでに9.5センチだそうな。
至急骨盤のレントゲンを撮ってこい、とのこと。私の骨盤が予定日までに10センチくらいになるだろうチビの頭が出てくるのに耐えられるかを精査するらしい。
レントゲンは別の病院にいるレントゲン技師のところに行って撮影するので、別途予約を入れる。
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3月25日(予定日 9日前) レントゲン撮影
チビがお腹にいてレントゲンは大丈夫かと思いつつ、病院へ。まあ、大丈夫なんだろう。
MRIみたいな機械で腹部のみ撮影。
1回目は「写ってないよ~。ごめん~。」と言われて再撮影。何度もX線当てたくないんですけど。
一瞬で終わる。
結果は病院から直接ドクターに行くとのことで心配しながら帰る。
骨盤が小さかったら帝王切開になるらしい。ドキドキ。
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4月1日(予定日 2日前) 10ヶ月検診(最終検診)
レントゲンの結果は問題なく、通常分娩でいけるとのこと。
先日帝王切開で出産したお友達が傷口がとても痛いと言っていたのを聞いたので、帝王切開は避けたいと思っていたところ。良かった。
予定日過ぎても産まれなかったら、陣痛促進剤使うからね、と言われる。
ベルギーでは、予定日を1週間過ぎたら強制的に出産させることに決まっているらしい。
人工的なものに頼りたくないので、がつがつ散歩をしようと心に誓う。
「次回は(出産する)病院でね」と言って、ドクターと握手。いよいよ感が漂う。
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4月4日(予定日 +1日)
朝から出血もしてるし、前日から前駆陣痛らしいものが始まっていたワタクシ。
病院には「来るのは陣痛の間隔が5分になってから」と言われていたのですが、念のために病院に行ってみることに。
午後10時頃、入院支度を整えて病院へ。
家を出るときにエレベーターの中に閉じ込められる、というアクシデントがあったのだが(詳しくはこちら-->http://jimalog-2.blog.so-net.ne.jp/2009-04-06)、何とか病院へ。
内診の結果、「子宮口は開いていないので、帰ってください」。
がっくり。
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4月6日(予定日+3日)
朝晩しっかり散歩したのだが、結局入院予定日になってしまった。何もなければ入院は4泊5日。
ニンプ最後の夕飯をがっつり食べて、指示通り20時に入院。
出産の予約をした病院は、陣痛室と分娩室が一緒になっている完全個室を7部屋?完備。出産までの時間、ダンナちゃんも一緒に待機できるし、陣痛に耐えながら部屋を移動することがない。とてもいい施設だった。
20時ちょっと過ぎ、病院の3階にある産科を訪ねて部屋に通してもらう。
「ジャグジー付きとジャグジーなしとどっちがいい?」と聞かれて、当然ジャグジー付きを選ぶ。他の部屋に人の気配がして、他にも今夜出産の人がいることを知る。ぜんぜん知らない人ながら連帯感を感じてちょっと心強い。
20時半頃、病院のMidwife(助産婦さんみたいな看護士さん。男性だったのでちょっとビビる)が来て、内診。子宮口は1センチくらい開いているらしい。
おぉ。いよいよ。
ところが、子宮口は開いているけど、錠剤の促進剤を入れて様子を見ましょう、だそうな。
なんだ。やっぱり促進剤は使うのか。
朝7時には生まれるよ、とのこと。
その前にまずは浣腸するからね、と。
げー。
ということで、着替えたりトイレ行ったりの準備が終わった後、錠剤を2錠投入。1時間ほどで様子を見に来ると言って看護士さんは去っていった。
※22時ころだったか??
この後の出産に備えて寝たいのだが、微弱な陣痛があるので、ぐっすりは眠れない。なんとなくダラダラとダンナちゃんとおしゃべり。この頃はまだまだ元気。
1時間半ほどで、さきほどのMidwifeが来て再度内診。
1~2センチくらい開いてるかな?だそうな。まだまだだなあ、と思いながら時間が過ぎる。
陣痛も2日目の生理痛くらいの痛さで、さほど強くないので、キネジストに教わった陣痛逃しも必要ない。
かといって本を読んだり眠ったりするほどリラックスもできない。
うーん。
微妙だ。
そんなこんなで4月6日は終わる。
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ところが4月7日が長かったのだ・・・。
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