チャンネルはそのまま! 佐々木倫子 [ヨミモノとか]
『動物のお医者さん』以来ずっとファンの佐々木倫子。
前作の「月館の殺人」がイマイチというかイマサンだったので、ちょっと御無沙汰していましたが、新刊(3巻)が出てたので買っちゃいました。
『チャンネルはそのまま!』。現在3巻まで出ています。
北海道のローカルテレビ局に採用された新人一般職が織り成す、ドタバタコメディ。くすっと笑える佐々木節が随所にちりばめられています。
1冊980円の高値は何とかならないものかと思いますが、大判コミックってこんな値段なんですね・・・。普通のコミックでいいんだけどなあ・・・。
マンガマンガ。 [ヨミモノとか]
One Pieceオトナヨミ中。 [ヨミモノとか]
何度も言いますが、マンガが好きです。
最近劇場版が大ヒットで話題になっている「One piece」。ずーーーっと読みたいと思っていたのですが、最近お友達になった子が全巻持っていると!!!なんとー!!!
さっそく借りちゃいました★「泣けるマンガ」と評判なので、ティッシュ用意して読んでます。超楽しい。
「バガボンド」31巻 [ヨミモノとか]
成田空港のTUTAYAで発見。あやうく買いそびれるところだったぜ。
この巻の主役は又八。
どーしようもなくダメで嘘つきで卑怯な男だけど、武蔵や小次郎のような強い人よりもむしろ読者に近い人間像だと思う。
どうやら途中のエピソードを見ると、又八が物語りの語り部のような気もする。こうやって自分にもある汚い部分を登場人物の中に感じることで物語との距離が縮まる感じがするのかも。とか思いながら読んだ。
まだまだ先は長そうである。
東野圭吾『赤い指』 [ヨミモノとか]
本屋で見かけた東野圭吾の(私にとっては)新刊。
「のだめカンタービレ」22巻 [ヨミモノとか]
長らく待っていた「のだめ」22巻。ベルギー漫画部でも大人気(笑)。
ちょうど発売されていたのでゲット。いやー、盛り上がってきましたねえ。クライマックス~!!って感じがする22巻でした。
出産前のバタバタだからか?ちょっと絵柄が変わったのか?見た目の印象が少し違う気がするが。
ネットのニュースでKissの10月10日発売号で最終話と聞いたので、間を読み飛ばして最終話を読んでしまった。。。そうやって終わるのか・・・。
きみの友だち 重松清 [ヨミモノとか]
ずいぶん前に日本から送ってもらっていた「きみの友だち」。
読む暇がなかったんだけど、腰痛で寝たきり状態になった日に熟読。
小学生、中学生、高校生だった自分を思い出してちょっと酸っぱい気持ちになりながら読みました。そうそう、こんな気持ちになることあったよなあ。って。
最初に出てくる松葉杖の「きみ」を中心に、たくさんの「きみ」と呼ばれる登場人物と「友だち」の形が描かれていく短編集。
小さい子供は自分の気持ちを上手く言葉にして表現できないので、スムーズなコミュニケーションが取りづらい、と何かで読んだ覚えがあります。 もう、あの頃のもどかしい気持ちを再現することはできないけども、うまくいかない人間関係に悩んで、表現できないせつなさに苦しんだこともあったなあ、と。
大人になっても、子供の頃の気持ちを「子供の視点で」描けるのはすごいなあ、と思いました。
どうやら映画化 もされるらしい。ちょっと観てみたい。
NANA一気読み [ヨミモノとか]
ベルギー漫画部のAさんに借りたNANA。
実は1999年のCookie創刊号から(ベルギーに引っ越した今でも)買い続けている私は10年近くNANAを読み続けているんだけど、いかんせん過去の物語を忘れまくってる・・・。
ということで、日本でゲットしてきたという単行本19冊を借りて一気読み~♪「そういえばそうだった!」という人物関係がクリアになって、雑誌も再び楽しめるように☆
育児の合間に漫画って、いいですな~。 リフレッシュできました。
Aちゃん、ありがとう!
「リアル」 井上 雄彦 [ヨミモノとか]
Bruxellesマンガ部(笑)のお友達から借りた「リアル(8巻まで)」。
こっちに来るまでヤンジャンを毎週買っていたので不定期連載は読んでいたのですが、1巻から最新刊まで一気に読んで改めてストーリーの緻密さに感動。 主人公の3人の痛いまでの過去の「リアル」が深く語られていくのですが、8巻からは少し未来に向けた「リアル」が重なっていきます。
車椅子バスケが主題であるために、「障がいを持った人と健常者」といったありきたりなストーリーを想像しがちですが、まったく違います。「リアル」はどんな人にもその人なりの重さで存在して、それを乗り越えながら生きていく。それが人生。といったところ。
1年に1巻しか出ないけど、続きが楽しみー。
「ふたたびの恋 」野沢 尚 [ヨミモノとか]
前に読みかけてほったらかしになっていた「ふたたびの恋」。
表題作のほか、短編が2編。+生前のプロット付き。(作者は2004年に急逝)
作者は脚本家出身だそうで、小説も「ドラマになったら」と想像がしやすい流れの作品が多い感じ。
表題作。
主人公はかつて不倫関係にあった脚本家の師弟の男女。師匠の男性はかつての売れっ子。弟子だったはずの女性はいまをときめく恋愛の教祖的脚本家に。そんな二人が沖縄のホテルで偶然出会って・・・。というのがストーリー。
最後にはどんでん返し的な要素もある意外な結末。
かるーく読むのにぴったりな作品といった感じでしょうか。
今なおファンが多いようで、公式サイトも活発に動いてるようです。他の作品も読んでみたい作家さん。惜しいかたを亡くしましたねえ・・・。